ガラスの化学① そもそもガラスとは?

ガラスと陶器

ガラスとはどのような物かイメージが出来たでしょうか。まさか、固体ではないとは驚きましたね。
ところで、食事の際にガラスのコップと一緒に使うのに、陶器などのお皿がありますね。お皿もコップもどちらも硬いですが、コップは透明でお皿は違います。これらは何が違うのでしょうか。

陶器は非常に歴史のある道具です。日本では縄文式土器や土偶が良く知られており、最古の土器は1万6500年前のものだそうです。一方、ガラスも歴史は古く、紀元前4000年頃の古代メソポタミア文明において、装飾品として出土しているそうです。 さて、陶器はどのように作られるのでしょうか。粘土をこねて焼き固めるのはご存じだと思います。これらの粘土質の鉱物や、長石、珪石といった砂を混ぜて焼くことで、焼結しょうけつといって鉱物同士がくっ付くのです。素焼きの壺、と言ったりしますが、陶器は水をゆっくりと通すので、釉薬ゆうやく(うわぐすり)を塗って焼くことで水を通さないようにします。ちなみに、磁器は陶石という鉱石を原料としていて、白っぽく、ほとんど水を通しません。  

これらの粘土や砂といった自然の鉱物は、ケイ酸塩と総称され、Si(ケイ素)やO(酸素)、Al(アルミニウム)やその他にナトリウムやカルシウム、マグネシウム、カリウム等の金属元素からできています。そう、砂や土はケイ素や金属元素で出来ているのですね!

ガラスは、珪石けいせき珪砂けいさといった、SiやOの含有量が多い鉱物を主原料とします。これを高温で溶融ようゆう=溶かしてドロドロの液体にした状態で純度を高めたり、加工したりします。初めからケイ素の純度が高い原料を使う、というわけです。

非常に奥が深い素材

さて、今回はガラスの性質や物性、自然の原料とガラス質の関係性をご紹介しました。

一方、nanonine.comのコーティングもガラスコーティングですが、こちらは高純度の原料を化学反応させることで、均一なガラス質の層を作り出しています。安全で安定した素晴らしい素材=ガラスというゴールは同じでも、目的に応じて様々なアプローチがあり、そこが腕の見せ所、といった所でしょうか。 ガラスの性質や詳細は、実はまだ明らかになっていない点も多く、今も世界中で研究が続けられています。ガラスとは古くて新しい、なんとも不思議な最先端素材なのですね。

皆さんも是非、最先端の技術を使ったナノナイン.comのコーティングで大切なスマホを守ってあげてください。それでは素敵なステイホームを!

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